富士重工業は20日、スバル『レガシィ』、『インプレッサ』の運転席エアバッグに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。97年2月−98年11月に生産した6万7806台が対象。
ステアリング内にあるコントロールユニット内部の衝撃波センサーにハンダ不良のものがあり、ハンダ部にクラックが入りエアバッグ警告灯が点灯。
そのまま使用すると、ホーンを非常に強く叩いたり、衝撃が加わった場合にエアバッグが突然、展開するおそれがある。これまでに9件の不具合が見つかっている。
対策品の供給に時間がかかるため、ユーザーに注意を促すとともに、エアバッグ警告灯が点灯している車両から順次、ユニットを良品と交換する。