信号待ちのクルマを次々と破壊、ドライバーにも被害

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19日未明、沖縄県沖縄市内の国道330号線で、泥酔した少年が通り掛かったクルマ5台を強引に停止させ、足蹴にして破壊する事件が起きた。これを阻止しようとした26歳の男性が少年に顔面を殴打され、全治2週間程度の軽傷を負っている。

沖縄県警・沖縄署によると、事件が起きたのは19日の午前0時ごろ。沖縄市中央付近の国道330号線で、若い男が大声を上げながら路上に飛び出し、車道の中央部に立ちはだかった上で両手を広げ、車両の通行を阻止しようとした。

現場付近には約10台のクルマが停止を強いられたが、少年はこのうち5台に対し、バンバーやヘッドライトを足蹴にするなどして破壊した。

自分のクルマに被害を受けた26歳の男性が、同様に被害を受けたドライバーと一緒に少年を取り押さえようとしたが、少年は猛烈に抵抗。この男性の顔面を殴打するなどした。男性は全治2週間あまりの軽傷を負っている。

少年は通報を受けて駆けつけた同署員に器物損壊と暴行傷害の現行犯で逮捕されたが、後の調べで市内に住む17歳の高校生であることが判明した。

事件当時この少年は泥酔状態で、警察では少年がどこで酒を飲んだのかを調べるとともに、居酒屋などで飲んだことが判明した場合には店への指導も行いたいとしている。

《石田真一》

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