マツダ、中国での自社生産に参入

自動車 ビジネス 企業動向

フォード・モーターとマツダ、長安自動車の3社は、フォードと長安自動車の合弁会社の長安フォードの第2工場の用地を購入することで合意したと発表した。

今後、政府の認可を得て長安フォードにマツダも出資し、マツダ車を第2工場で生産する予定だ。マツダ車の中国での合弁生産は初めてとなる。
 
長安フォードの第2工場は江蘇省南京市江寧経済技術開発区に建設する。22日、現地で3社で調印式を行った。
 
3社は、第2工場のプロジェクトは江蘇省政府の審議を経て現在中央政府が審議中で、新工場での生産車種など計画の詳細は明らかにしていない。
 
ただ、第2工場ではマツダ車を生産することが決まっており、マツダの『デミオ』とフォードの『フォーカス』が生産される見通し。
 
調印式に出席したマツダの井巻久一社長は「今回の長安フォードによる土地購入は、マツダにとって今後中国ビジネスを拡大していく上で、必要かつ重要なステップになる」としている。

マツダの中国事業はこれまで、第一汽車グループにアテンザなどを技術供与してノックダウン生産していた。長安フォード第2工場でのマツダ車の生産について政府から認可が下りれば、マツダにとって中国初の現地生産となる。

《レスポンス編集部》

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