中国で目立つのは欧州車---住商アビーム自動車総合研究所とインフォプラントは、日本、韓国、中国の3地域で、自家用車を所有している自動車ユーザー300人づつ合計900人にアンケート調査を実施して、調査結果を発表した。
それによると、保有している車両で、日本では、トヨタ自動車を始めとする日本車の割合が92%、韓国では現代自動車を始めとする韓国車の割合が94.3%とそれぞれナショナルブランドが大半だった。
これに対して中国は欧州車のシェアが高い。とくに、フォルクスワーゲンのシェアは32.7%で、中国メーカーは26.3%にとどまる。
また、保有車両のスペックでは、使用燃料については韓国で軽油が13%、LPGが14.7%と、ガソリン以外が高かった。トランスミッションのAT比率は高い順に日本、韓国、中国の順だった。