【新聞ウォッチ】「クルマが当選しました」諸経費の架空請求にご用心

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年7月27日付

●VWとヤナセ復帰(毎日・8面)

●猛暑のあおりでガソリン最高値、東工取先物(毎日・8面)

●北米でパジェロの販売一部撤退か(毎日・9面)

●VICS一体型、ETC車載器、国交省19年開始目指す(産経・7面)

●架空請求相次ぐ被害、「あなたに自動車が当選しました」(産経・27面)

●一人っ子も寂しくないよ、トヨタが少子化対策対応車「ポルテ」発売(東京・8面)

●こちら特報部、NHKの“金銭感覚”とは? 「公金意識」かけ声だけ、子会社事業に流れる金、「三菱と同じ隠ぺい体質」(東京・25、26面)

●ダイハツ、純利益2.5倍、9月中間期、販売好調で上方修正(日経・17面)

ひとくちコメント

懸賞・キャンペーンで「クルマが当選した」などと連絡を受け、その登録諸費用の支払いを請求される被害が後を絶たないという。きょうの産経が社会面で取り上げているが、国民生活センターの調べでは、今年度もすでに50件以上の被害が確認されているそうだ。

先月には、「日産の自動車が懸賞で当たりました」などという被害が相次ぎ、日産も頭を痛めて公表したが、産経によると、架空請求の主なケースとして「高級国産自動車が当選しました。受け取るか辞退するか3日以内にご返答下さい」との名目で、受け取る場合には税金、保険、登録諸費用などで40万円ほどの実費が必要と請求された。

また、「懸賞で車が当選した」との名目で、諸経費20万円を振り込んで欲しいと請求されたなど。どのケースも冷静に考えれば架空請求だと判断がつく。新しい手口の詐欺にはご用心……。

《福田俊之》

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