酔った勢いで速度超過の郵政公社職員を摘発

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高知県警は25日、酒気帯び運転の上、制限速度を著しく上回る100km/h超の速度でクルマを走らせたとして、30歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転、速度超過)の現行犯で検挙した。飲酒の事実についても大筋で認めているという。

高知県警・暴走族特別取締隊によると、道交法違反の現行犯で検挙されたのは、日本郵政公社の職員で、高知市内の郵便局に勤務する30歳の男。

調べによると、この男は25日の午前0時20分ごろ、高知市長浜付近の県道を、制限速度を大幅に上回る106km/hで走行しているところを、暴走族の取り締まりを行っていた同隊のパトカーが発見。約1km追跡して停止させた。

運転していた男の呼気が酒臭いことに気づいた警官がアルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.16ミリグラムのアルコールを検出。本人も飲酒の事実を認めたため、道交法違反の現行犯で検挙した。

調べに対して男は「ビールが好きで夕方から数杯を飲んだ。酔いが醒めたと思い、帰宅するために運転した。速度超過をしているという実感は無かった」などと話しているようだ。

警察によると、高知県内で公務員を飲酒運転で検挙するのは、今年に入ってからこれで11人目。各機関では職員の飲酒運転に対し、厳しい罰則規定を設けているが、飲酒運転の撲滅には至っていない。

《石田真一》

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