トヨタ『ポルテ』(26日発表)の扱いディーラーは、上級車を主体とする「トヨタ店」と「トヨペット」店だが、トヨタ自動車の国内営業幹部は「レクサス対策」と明言している。
来年8月から「レクサス店」が営業開始、『セルシオ』を筆頭に高収益車種が既存のトヨタディーラーから引き上げられることになる。
トヨタは『クラウンマジェスタ』の全面改良を行うなど、高級車のテコ入れも行っているが、トヨタ、トヨペット店といえども「幅広い顧客に対応できる営業体制を確立してほしい」(同幹部)という。
『ポルテ』の投入は、とりわけ上級車の販売比率が高いトヨタ店に、若年のユーザーにもアプローチする力をつけてもらう狙いが込められている。