依然として深刻、オゾン層破壊

エコカー 燃費
依然として深刻、オゾン層破壊
依然として深刻、オゾン層破壊 全 1 枚 拡大写真

環境省は29日、オゾン層などの監視結果に関する2003年度版の年次報告書をまとめ発表した。全地球的なオゾン量は1980年以前にくらべ少ない状態が続いており、日本上空でも札幌、つくば、鹿児島で長期的な減少傾向が見られる、としている。

全地球的なオゾン量は、特に高緯度域の春季に著しく減少している、と指摘。03年の南極上空のオゾンホールは例年より発達時期が早く、オゾン欠損量(破壊量)は過去最大となり、面積は過去2番目の大きさとなった。

報告書は南極のオゾンホールの状況について「やや鈍化したものの長期的には依然として拡大傾向が続いており深刻な状況にある」とした。

CFCなどオゾン層破壊物質の大気中の濃度は、1970年代に比べかなり高く、オゾン層の状況が改善されるにはこれら物質の濃度が大幅に低下する必要がある、と述べている。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る