【新聞ウォッチ】トヨタが開発、クレジットカードが自動車のキーに変身

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年8月3日付

●クレジットカード+自動車のキー、一体化にトヨタ着手、顧客囲い込み狙う(朝日・3面)

●三菱自動車、7月も販売不振(朝日・8面)

●トヨタの懐、マネー戦略 「銀行」の虚実、圧倒的な資金・信用(朝日・9面)

●予算1.3億円、落札4万円、駐車違反取締システム 受注・松下電器「既製品で対応可」発注側・警察庁「法令上問題ない」(朝日・35面)

●7月の新車販売、6カ月連続前年比減、業界「デジタル家電に押され」(毎日・10面)

●日本に入る特許料、年々増加、5月末で昨年一年に匹敵、自動車の海外生産好調で(毎日・11面)

●乗用車販売、半年ぶり増、コンパクトカー下げ止まり、回復足取り鈍く、7月(日経・11面)

ひとくちコメント

「一枚のクレジットカードが自動車のキーにもなる」……。こんな書き出しでトヨタ自動車がキーの役割を兼ねる新型カードの開発に乗り出したことを、きょうの朝日が総合面で報じている。新型カードは紛失時の悪用防止対策などを整えたうえで数年内の実用化を目指すという。

記事によると、トヨタが開発中の新型カードは買い物などでクレジットカードとして使えるのは勿論、自動車キーの機能も備えるというもの。

財布などに入れたままでも、ドアの取っ手を引くとロックが自動解除され、離れれば自動的にロックされる。さらに、運転席ではカギ穴にキーを差し込むことなく、ハンドルわきのスイッチを押すだけでエンジンを始動できるという。

トヨタは、新たな収益源として子会社のトヨタファイナンスを通じてカード事業を強化しているが、この新型カードが会員獲得の“切り札”となるのかどうか注目したい。

《福田俊之》

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