三菱自動車の第1四半期決算、当期赤字が拡大!!

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車の第1四半期決算、当期赤字が拡大!!
三菱自動車の第1四半期決算、当期赤字が拡大!! 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車は、2004年4-6月期(第1四半期)連結決算を発表、当期損益が豪州でのリストラ費用と新型車開発取り止めによる損失を特別損失を計上したため、前年同期よりも36億年赤字幅が拡大し、547億円となった。
 
地域別の販売では、リコール不正事件によるブランドイメージの低下で販売が大きく落ち込み、日本が前年同期比38%減の4万9000台だった。

北米はフリート販売の圧縮、販売金融商品の絞り込みで、同30.3%減の5万3000台となった。欧州は、『コルト』を投入したことから同9.4%増の5万8000台、その他地域も中国、タイ、南米、中東が好調で同2.3%増の17万8000台となった。
 
日米の新車販売の低迷で、売上高は同8.1%減の5576億円だった。営業損益は前年度に北米販売金融事業の貸倒損失241億円を計上した影響で、106億円改善して317億円の営業赤字となった。

経常赤字も131億円改善して390億円だった。当期損失はリストラ費用を計上、赤字が36億円拡大して547億円となった。
 
同社は三菱グループなどによる増資で、6月末時点での株主資本が2634億円で、株主資本比率が14%と今年3月末と比べて13ポイントと大幅に改善した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る