【三菱再建計画】コスト削減は順調、計画前倒し実施も

自動車 ビジネス 企業動向

三菱自動車は、再建計画の事業再生計画の進捗状況を発表した。
 
それによるコスト削減では、2004年度目標の894億円を達成するため、第1四半期に役員報酬カット、管理職・一般社員の給与見直し、豪州リストラ前倒しの効果が出ているとしている。

第3、4四半期には年末一時金ゼロ、今年10月からの米国イリノイ工場の1直化などの削減効果が上乗せされ、今年度の目標は確実に達成できる見込みとしている。
 
国内販売では、ブランドイメージの回復のため、「ご愛車無料点検」や「三菱3年フルサポートプログラム」、「販売会社支援」を年末まで延長するとともに、今秋に新型車、特別仕様車の投入で販売計画の下振れリスクを最小限にとどめたいとしている。
 
計画の早期化については、米国工場での10月からの1直化、岡崎工場の量産停止次時期を当初の2006年度から2005年12月に前倒しし、工場の人員再配置は早期退職、トヨタグループなど、近隣企業への再就職紹介を含めて推進中だ。豪州組立工場でも早期退職を推進する。

《レスポンス編集部》

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