いすゞ第1四半期、国内のマイナスを海外でカバー

自動車 ビジネス 企業動向

いすゞ自動車は、2004年4-6月期(第1四半期)決算を発表した。連結売上高は前年同期比1.3%増の3223億7800万円、営業利益が同3.9%増の136億500万円で、増収増益となった。
 
国内市場は、トラックの排ガス規制強化に伴う首都圏の特需が一巡したものの、近畿、中部圏を中心に、買い替え需要が顕在化したため、全需のマイナス幅が小さかった。しかし、同社の国内販売台数は同19.3%減の1万5710台と落ち込んだ。

海外市場は、コンポーネント部品が、北米のSUVの委託生産が終了したため出荷が減少したものの、タイを中心としたピックアップトラックの販売が好調で微減だった。生産用部品は中国向けの出荷が増加した。

国内のマイナスを海外がカバーし、売上高、利益ともに伸びた。
 
経常利益は157億8400万円、当期利益が156億5700万円だった。

《レスポンス編集部》

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