【マツダ ベリーサ試乗】その3…乗ると実感できる質感の高さ

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【マツダ ベリーサ試乗】その3…乗ると実感できる質感の高さ
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『ベリーサ』がもっとも『デミオ』と差別化を図ろうとしてる点が、質感の高さだ。エクステリアではマツダのデザインコンセプトでもあった、5角形のグリルは小さく控えめなデザインとし、モダンなデザインに仕上げている。

インテリアではシルバーパネルの色合いを、落ち着いたダーク調に変更しシックな雰囲気に仕上げている。また、レザーパッケージで用意されている木目調パネルやハーフレザーのシートも落ち着いた色合いにまとめられており、肌触りもよい。

とくにレザーと木目調のコンビステアリングはグリップ部分に適度な太さがあり、見た目の高級感もさることながら操作感もよい。ハーフレザーシートも座面やバックレストにはファブリックを採用しているので滑りやムレを感じることもなかった。さらにこのシートはレザーの使用部分を控えることで価格を抑えられるメリットもある。レザーパッケージは9.45万円高となるが、選んで損はないオプションといえるだろう。

シートはアテンザに採用されるふたクラス上のシート骨格を採用しており、座った瞬間にシートのシッカリとした感触が伝わってくる。クッション厚も多めで作られていて、サイズにもゆとりがあり、長時間のドライブでも疲れにくいはずだ。

フロントウインドがデミオと比べ立ち気味になるので、室内の開放感も高く後席に乗っていても窮屈に感じられない。リアシートのスライドやアレンジではデミオのほうが優れているが、居住性はベリーサのほうに分がありそうだ。『ベリーサ』そういったクルマの本質部分にこだわり作られたコンパクトカーなのだ。(つづく)

《岡島裕二》

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