予選でフェラーリに次ぐ3番グリッドを獲得し、表彰台も期待された佐藤琢磨。スタートで大きく順位を下げ、一時は8位を走行するなど苦しいレース展開となったが、2つ順位を上げて6位入賞(15日、ハンガリーGP)。
5位のジェンソン・バトンとともにダブル入賞を果たし、コンストラクターズチャンピオンシップ2位のルノーとの差をわずかながら縮めた。
「難しいスタートだった。最初にラインを外れてしまったことは問題なかったが、ターン1でアロンソ(ルノー)のアウトサイドにいた僕はオフラインにホイールを入れ、ダスティなエリアに入ってしまった」
「トラクションを失い、勢いを失った僕のマシンはその後のコーナーで何台かに抜かれてしまった。タフなオープニングラップだったよ」
「それからは挽回することに全力を注いだ。レース終盤に向けて油圧に不調が出てしまい、調整しながらの走りとなってしまった。でも一番大事なのは2台ともにポイントを獲れたこと。次のスパでは力強いレースが出来ると期待している」と感想を語った。