フォード、カリフォルニア州のハイブリッド法に反対

エコカー 燃費
フォード、カリフォルニア州のハイブリッド法に反対
フォード、カリフォルニア州のハイブリッド法に反対 全 4 枚 拡大写真

アメリカ、カリフォルニア州では、まもなくシュワルツェネッガー知事が署名すれば、HOVと呼ばれる法案が成立する。ハイブリッド車両に対してもカープールレーン走行を認めるもの。これにフォードCEOのビル・フォード氏が強く反発している。

カープールレーンは通常フリーウェイの端にあり、2人以上乗車のクルマ(多人数乗車車両=HOV)だけが優先的に走れるレーンだ。

HOVで認められるハイブリッドの基準は、45マイル/ガロン=19.0km/リットルの燃費を実現しているクルマのみで、これに合致するのはトヨタ『プリウス』、ホンダ『インサイト』、同『シビック』に限られる。

ところが、フォード『エクスケープ』のハイブリッドは31マイル/ガロン=13.0km/リットルのため、除外されるのだ。

これに対しフォードCEOのビル・フォード氏が反発、シュワルツェネッガー知事にあて、法案に署名しないよう求める書簡を提出した。フォード氏によると、今回の法案は「州を挙げて日本製品の購入を勧めるようなもの」であり、アメリカ製品を差別するものだ、という。

しかしシュワルツェネッガー知事は法案にサインする意向、とも報道されており、新たな日本車バッシングの火種になるかも。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  4. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る