【パリモーターショー04】プジョーの燃料電池スタディ…クォーク

自動車 ニューモデル モーターショー
【パリモーターショー04】プジョーの燃料電池スタディ…クォーク
【パリモーターショー04】プジョーの燃料電池スタディ…クォーク 全 3 枚 拡大写真

ご多分に漏れず、プジョーも燃料電池自動車の研究を進めている。9月下旬のパリモーターショーで発表予定なのがコンセプトビークル『クォーク』だ。燃料電池の開発は、小型化と技術の簡素化に向かう段階、とプジョー。

クォークは2シーター、四輪駆動。アメリカなどで販売されているATV=オールテレインビークル(全路面走行車、四輪オートバイ)に似ているが、クオークは都市内および都市間のオンロードユースを狙っている。

燃料電池車の低公害性能は都市向けだし、加減速の多い走行環境は、減速エネルギーを回収して保存、加速に利用する電機駆動の回生エネルギーシステムに向いている。

全長:2.380m、全幅:1.500m、トレッドは前後とも1.150m。車重425kgでペイロードが140kg。

燃料電池のエネルギー源となる水素はガス。クォークは“プラグ&ドライブ”と呼ぶ着脱が簡単な水素タンクを搭載する。容量9リットルで700バール(約700気圧)。電気モーターは定格出力2.5kWのものを各輪に装備し、最大出力は28kW。

これらのシステムで最高速度は110km/h、0-50km/h加速が6.5秒。後続は約100km。“エコロジーモード”だと130kmまで延ばせる。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る