【WRCラリージャパン】これがゼロカーだ!

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【WRCラリージャパン】これがゼロカーだ!
【WRCラリージャパン】これがゼロカーだ! 全 1 枚 拡大写真

ラリージャパンのゼロカーを、昨シーズンでWRCから引退したトミ・マキネンが運転する。ところで、このゼロカーってなんだろうか。

ラリーのSSは公道を使用するが、コースを閉鎖して道路を占有して安全を確保しなければならない。しかし、1本道だとしても入り口と出口を封鎖しただけでは完全ではない。コース上がクリアかどうかをセイフティカーと呼ばれる車を走らせて、障害物(人、クルマ、動物のこともあるし、落石だってある)を確認する。

このセイフティカーは、1号車のスタートまでに3台走らせることが決まっている。SSのスタート時刻の1時間半−1時間前に「000カー」(またはインフォメーションカー)、30分前に「00カー」、15分前に「ゼロカー」が走るのだ。

これらのセイフティカーは、黄色のパトライトとサイレンを鳴らしながらコースを走るが、最後のゼロカーはコースの最終確認ということで、全開走行に近い走りで安全を確認する。

このあと競技車が続々とスタートする。最後にはスイーパーと呼ばれるクルマが、コースの撤収を行う。

ゼロカーは、ファンサービスの意味も含めて有名ドライバーが運転することが多い。ちなみに、基本的にゼッケン順に走るラリーでは、ゼロカーはゼッケン0番を意味している。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  2. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  3. スバル『BRZ』、2026年モデルを米国発表…価格据え置きで2026年初頭発売へ
  4. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  5. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る