うーん、売れそうです。MINI『クーパー・コンバーチブル』。世界的には昨年、1年間で176,000台、日本だけでも12,000台近くと大ヒットしてる新型MINIに、さらに加わったオープンモデル。ただでさえ美味しそうなのに、ほぼ完全なる4シーターで、価格は282.45万円からっていうから、こりゃ間違いなく射程距離内でしょう。
最大の特徴たるルーフは、今流行りのハードトップオープンではないんだけど、かなりのハイテク具合。というのも開閉たった15秒という超速フル電動なうえ、途中でタルガトップになる設計なのだ。そのため、幌は天井の左右にしっかりとした骨組みが入っていて、頑丈さは保証つき。
ボディサイズはセダンとほぼ同等で取り回しはラクだし、リアウインドウは熱線入りのガラスで耐久性、実用性ともにほぼ文句ナシ。
肝心のリアシートだが、座面の大きさはセダンと同じ。違いは背もたれの角度が若干立ってるのと、ソフトトップのオープンデバイスを収納するために、左右の壁が数センチずつ迫ってきてるくらい。問題になる部分は少ない。
衝突安全性も申し分なく、ボディに剛結されたリアロールバーもあって、ユーロCAPで4つ星の評価。
ラインアップは、115psのクーパー仕様の5MTとCVT、スーパーチャージャー付き170psのクーパーSの3モデル。ボディカラーもMINIとしては新色のオレンジメタリックなどを追加し、メタリック系で9色、ソリッド系で3色設定。ハッキリいってファッショナブルだ!(つづく)