事故処理中のクルマに気づかず? 普通トラックが激突

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8月30日、兵庫県加古川市内の国道2号線で、追突事故を起こして停車していたクルマの列に後続の普通トラックが激突する事故が起きた。

この事故で軽自動車を運転していた18歳の女性が死亡、事故処理の手伝いをしていた36歳の男性が重傷を負っている。

兵庫県警・高速隊によると、事故が起きたのは8月30日の午前2時45分ごろ。加古川市平岡町新在家付近の国道2号線・加古川バイパス下り線で、追突事故などのために停車していたクルマ3台に対し、さらに後続の普通トラックが激突した。

この事故で3台は次々に押し出され、軽自動車に乗っていた18歳の女性が頭などを強く打って死亡。同乗していた別の18歳女性が軽傷。車外で事故処理の手伝いをしていた36歳の男性が押し出されたクルマにはねられて右足の骨を折る重傷を負った。

調べでは最初に軽自動車同士が追突事故を起こし、1台が向きを変えて立ち往生した。現場を乗用車で通り掛かった36歳の男性が、事故を起こしたクルマを路肩に寄せるための誘導をしていた際、普通トラックがほとんど減速しないで突っ込んできたらしい。

警察では普通トラックを運転していた30歳の男を業務上過失致死傷容疑で逮捕して事情を聞いている。

取り調べに対しては「ボーッとした状態で走っていて、3台が止まっていることに気がつかなかった」と話しており、過労運転の可能性についても調べを進める。

《石田真一》

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