運転席に座ったまま失血死

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12日、千葉県野田市内の県道で、道路中央部分に停車していた乗用車の車内で男性が鋭利な刃物で切りつけられ、血を流して倒れているのを通報を受けて駆けつけた警察官が発見した。

男性は近くの病院に搬送されたが、出血がひどく失血が原因で死亡した。警察では事件と事故の両面から捜査を行っている。

千葉県警・野田署によると、事件が起きたのは12日未明とみられている。同日の午前2時50分ごろ、野田市清水付近の県道を通り掛かったクルマのドライバーから「道路の中央部分にクルマが停止していて危ない」との通報が寄せられた。

同署員が現場に急行し、道路中央部にヘッドライトとハザードランプを点灯し、エンジンを切って止まっている乗用車を確認した。署員は運転席に座っていた男性に声を掛けようとしたが、この男性が大量の血を流してすでに意識がないことがわかった。

男性は運転席に座ったままで、右ひじの内側を鋭利な刃物でえぐられたような傷があり、ここから大量に出血していた。男性は近くの病院に搬送されたが、失血が原因で間もなく死亡した。

後の調べで、死亡したのは近くに住む32歳の男性と判明。この男性は前日の午後7時30分ごろに自宅を出たことがわかっている。

警察では事件と事故の両面から捜査を開始したが、車内や周辺からは刃物が発見されておらず、男性の財布や所持品もそのまま。車内にも物色されたような様子は無かった。

《石田真一》

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