鈴木修会長の長男で将来の有力社長候補と目されている鈴木俊宏取締役が13日の『アルト』の発表会に出席した。
これまで、メディア関係者の前にはほとんど姿を見せることがなかったものの、「商品企画」担当となったためで、会場では出席者から新モデルの評価などを聞いていた。
鈴木取締役は、軽自動車市場でのダイハツ工業の追い上げについて「他社の動向よりも、当社の強みである経済性の高い性能や、コスト競争力に磨きをかけたい」と、無難にコメントした。また、国内販売では「軽と小型（登録車）のトータルで伸ばすのが課題」とも指摘した。
商品企画担当として、修会長からは「コストと品質について、うるさく言われている」と述べ、“帝王学”の一端を述べた。
