西欧の8月の新車登録台数…2カ月連続マイナス

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欧州自動車製造者協会(ACEA)が14日に発表した西ヨーロッパ(EU15カ国+EFTA)の8月の乗用車の新規登録台数は、77万4753台の前年同期比0.8%減と、7月の同5.0%減(122万9892台)に続き2カ月連続してマイナスとなった。

1−8月の累計は、983万8209台、同1.8%増と前年同期比プラスを維持している。また、5月に新たにEUに加盟した10カ国のうち、マルタとキプロスを除いた8カ国を加えたヨーロッパ全体の8月の新規登録台数は、83万1805台(同1.3%減)となった。

主要国では、フランスが10万5912台(同2.8%増)、スペインが8万8405台(同7.3%増)と伸びた。その一方、ドイツが22万1000台(同3.1%減)、イタリアが8万5300台(同4.9%減)、イギリスは8万4996台(同4.9%減)と落ち込んだ。

企業グループ別では、フォルクスワーゲングループが14万9962台(同8.2%減)、PSAプジョーシトロエングループの11万2792台(同2.3%減)、フォードグループが7万1782台(同2.4%減)、ダイムラークライスラーグループの4万9785台(同13.3%減)と、いずれもマイナスとなったが、GMグループは7万3003台(同2.6%増)とブラスを維持した。

日本メーカー全体では、10万5582台(同1.5%増)と引き続きプラスを維持。マツダが1万4549台(同14.8%増)、ホンダが1万1297台(同12.6%増)と高い伸びを示した。一方、リコール隠し問題が報道された三菱は、6080台の同13.2%減となった。

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