リサイクル法の浸透に懸念…小枝自工会会長

エコカー 燃費

日本自動車工業会(自工会)の小枝至会長は16日の定例記者会見で2005年1月から施行される自動車リサイクル法について「関係事業者の理解がまだ不十分」と、懸念を表明した。

自工会として今後、関係先への周知に力を入れるが、廃車引き取り事業者の登録を行う地方自治体についても「理解促進の役割を果たしていただきたい」と要望した。

自動車リサイクルの実施について小枝会長は、「7500万台超のすべての車を1台ずつトレースして管理する一方、20万社以上の事業者が携わるというチャレンジングなこと」と、膨大なシステム構築になると説明した。

ユーザーには各種の告知活動で「浸透しつつある」というものの、関係事業者の周知の遅れに警戒を示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る