23日から開催されている(一般公開は25日から)パリモーターショーで、次期『プレマシー』となる『マツダ5』がお披露目された。マツダ5は、今年のジュネーブショーで発表されたコンセプトモデル『MXフレクサ』の市販モデル。
欧州市場では、過去5年で2倍の伸びをみせたCセグメント・ミニバンのカテゴリーに位置し、ヨーロッパではフォルクスワーゲン『トゥーラン』やオペル『ザフィーラ』が、来年第1四半期にまず国内発売が開始される日本市場では、トヨタ『ウィッシュ』、ホンダ『ストリーム』、日産『リバティ』後継モデル等がライバルとなる。
次期プレマシーといっても、開発はゼロからのスタート。世界に通用するスペースワゴンとしてのすべてが新設計された。エンジンは1.8リットルと2.0リットルのガソリンエンジン2タイプと、出力別にチューンされたコモンレール式ディーゼルターポ2種類の計4タイプ。
シャーシーは、『デミオ』のフロントストラクチャーをベースに、フロントサスペンションはストラットタイプ、リアにはマルチリンク方式が採用された。
2750mmのホイールベースに、現行プレマシーよりわずかに長い4505mmの全長x全幅1755mmx全高1615mmのコンパクトサイズボディが収められた。独自の3列シートレイアウトは、多彩なシートアレンジが可能な「6プラス1」コンセプト。