パトカー体当たり犯は車上荒らし?

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24日、大阪府大阪市で、警察官の職務質問を振り切ってクルマで逃走した男が、パトカーに体当たりする事件が起きた。

男は公務執行妨害の現行犯で逮捕されたが、発見当時に車上荒らしのターゲットとするクルマを物色するような素振りをしていたことから、警察では余罪についても追及する方針だ。

大阪府警・南署によると、事件が起きたのは24日の午前4時ごろ。大阪市中央区上汐1丁目付近をパトロールしていた同署員が、駐車場に置かれていたクルマの車内を覗きこむ若い男を発見。その行動が車上荒らしの下見をしているように見えたことから、職務質問しようとした。

しかし、男はこれを振り切り、近くに止めてあったクルマに乗りこむと猛スピードで逃走した。

パトカーも男のクルマを追走したが、中央区日本橋1丁目付近の市道で男のクルマは突然Uターンし、そのままパトカーに対して体当たりした。

クルマは合わせて2回の体当たりをしたが、パトカーは道を塞ぐような状態で停止。直後に飛び出した警察官が男のクルマの窓を警棒で叩き割り、乗っていた男を公務執行妨害の現行犯で逮捕した。パトカーに乗っていた警官2人にケガは無かったという。

逮捕されたのは大阪市生野区内に住む24歳の男で、警察では車上荒らしの余罪がある可能性が高いとして、男を厳しく追及するとしている。

《石田真一》

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