覆面パトカーが右直事故、巡査が死亡

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25日、栃木県宇都宮市内の国道で、交差点で右折しようとしていた栃木県警・交通機動隊の捜査車両(覆面パトカー)と、直進していた乗用車が衝突する事故が起きた。

この事故で捜査車両の助手席に乗っていた22歳の巡査が全身を強く打ち、間もなく死亡した。警察では運転していた56歳の警部から事故当時の状況について聞いている。

栃木県警・交通機動隊、同・宇都宮南署によると、事故が起きたのは25日の午前0時55分ごろ。宇都宮市砂田町付近の国道121号線の交差点で、交通機動隊に所属する警部が運転する捜査車両が右折しようとしていたところ、直進してきた23歳男性の運転する乗用車が衝突した。

この事故によって捜査車両は民家のブロック塀に向かって弾き飛ばされるような状態となった。助手席に乗っていた22歳の巡査は近くの病院に運ばれたが、全身を強く打っており間もなく死亡した。

捜査車両を運転していた警部と、直進車の運転者はともに軽傷を負い、手当てを受けている。

現場は見通しのよい交差点。当時、捜査車両はパトロールを行っており、赤色灯やサイレンは使用しておらず、通常のクルマと同様の走行をしていたという。

警察では業務上過失致死容疑で、双方の運転者から事故当時の状況について話を聞いている。

《石田真一》

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