25日、新潟県新潟市内の北陸自動車道下り線・新潟中央ジャンクション(JCT)で、追突されたクルマが隣の車線に押し出され、そこに別の後続車がさらに突っ込む事故が起きた。
この事故で追突された側のクルマに乗っていた女性3人が死亡、3人が重軽傷。追突した側の2台に乗っていた合わせて4人も重軽傷を負って、病院で治療を受けている。
新潟県警・高速隊によると、事故が起きたのは25日の午前8時50分ごろ。新潟市俵柳付近の北陸自動車道下り線・新潟中央JCTで、74歳の女性が運転するワゴン車に、21歳の女性が運転する後続の乗用車が追突した。
追突の弾みでワゴン車は隣の車線に押し出されてガードレールに激突。さらに弾き飛ばされて隣の車線で横向き状態になって停車した。そこに、この車線を走っていた普通トラックが回避できずに激突した。
この事故でワゴン車に乗っていた女性3人が死亡。、1歳の女性が頭などを強く打って重体、他の2人が重軽傷を負っている。また、最初に追突したクルマに乗っていた3人と、トラック運転手1人の合わせて4人も重軽傷を負い、近くの病院に搬送されている。
現場は片側2車線で、北陸自動車道が磐越自動車道と日本海東北自動車道に分岐するジャンクション。警察では最初に追突したクルマを運転していた女性の回復を待ち、業務上過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。