中国での生産抑制必要…張トヨタ社長

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トヨタ自動車の張富士夫社長は28日、中国で乗用車販売の伸びがやや鈍化していることに関連し「販売状況に見合った生産が大事」と述べ、適正在庫を維持するための生産抑制が必要との考えを示した。

ただ、現状では生産合弁のパートナーである第一汽車側が生産抑制に消極的な姿勢だとし、トヨタとしては販売部門である「一汽トヨタ自動車販売」(北京市)からも適正な生産を訴えるようにしている。

張社長は「かつてのトヨタ自販とトヨタ自工みたいに、生販の連携を強化したい」という。中期的な中国市場については「調整を繰り返しながらも拡大するトレンドに変わりはない」と指摘、現状の“低迷”は、一時的との見方を示した。

《池原照雄》

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