日産自動車は、今までのコンパクトカーにない高いクオリティを持つ新型車『ティーダ』を、30日より全国一斉に発売した。「SHIFT_ compact quality」=コンパクトの質をシフトする、というのが開発のキーフレーズ。
従来のコンパクト車が持ち得なかった充分なインテリアクオリティ、空間の質まで考えられたという。
最大の特長は、高級なインテリアとクラスを超えた居住性。インテリアにソフトな素材を多用するとともに、素材同士を質感を損うことなく組み合わせることで高い品質感をめざした。
また、後席ロングスライド機構により、ゆったりと足が伸ばせる広い室内と積載性の高い荷室の両立を可能とした。
エンジンは、新開発の1.5リットル・オールアルミ「HR15DE」を搭載。来年初頭には同じシリーズの1.8リットルも追加される予定だ。駆動レイアウトは2WD(FF)または電動4WD、トランスミッションは2WDが4ATまたは「エクストロニックCVT」、電動4WDが4AT。
価格は142万8000−176万4000円。販売目標は5000台月。取り扱い販売会社はブルー/レッドステージ両系列店で、店頭発表会は10月2日(土)、3日(日)を予定している。