【新聞ウォッチ】「元気なナゴヤ」、イチロー、中日、そしてトヨタ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年10月4日付

●懐かしのスポーツカーなどの名車の祭典「ラ・フェスタ・ミッレリア」開催(読売・39面)

●ひと:「元気な名古屋」の財界まとめ役になった豊田自動織機・豊田芳年名誉会長(朝日・2面)

●「エコタクシー」会社お目見え、すべてハイブリッド車(毎日・23面)

●ETC「タダ抜け」横行、通過車にピッタリ、そのままスルリ、公団困惑「厳正に対処」(日経・31面)

●運転中の携帯電話 ハンズフリーでも危険、名古屋の大実験「通話は負担、視界狭く」(東京・31面)

●産業景気予測特集:軽自動車の競争激化、鈴木修・スズキ会長(日経・12面)

ひとくちコメント

イチロー選手が、シスラー選手の大リーグの年間最多安打記録257本を塗り替えた。今朝の最終戦でも2本のヒットを飛ばし、メジャー新記録を262本に更新。この週末はBS放送に釘付けの野球ファンも多かったことだろう。

新記録を達成した翌3日の朝刊は読売、日経を除く各紙が1面トップ、日経以外の全紙が社説にも取り上げた。

「1本ずつ着実に安打を重ね、最後は固め打ちで一気に抜き去る。いかにも彼らしいやり方」との書き出しで朝日が「やったぞ! イチロー」の社説。さらに、各紙の社会面はイチロー選手の故郷、愛知県豊山町の“祝福の声”なども報じられイチロー選手がナゴヤ出身と知った人も少なくない。

おごらず真面目に応えるところなどは、お膝元の最強企業・トヨタ自動車の張冨士夫社長と相通ずるものがある。また、イチロー選手の偉業達成の前日には、ナゴヤが本拠地の中日ドラゴンズがリーグ優勝を飾った。

カウントダウンの愛地球博を控え「元気なナゴヤ」は純利益1兆円のトヨタばかりではなかった。

《福田俊之》

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