トヨタ労組、一時金要求に連結業績反映へ

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車労働組合はこのほど開いた定期大会で、2005年からの年間一時金要求に連結決算を反映させる方式を検討していることを明らかにした。今年までは「業績比例」部分に単独決算の営業利益1000億円当たりで5万円という算出方式を採用していたのを改める。

トヨタの今年の年間一時金は「5カ月プラス53万円」の要求に対し、満額回答で決着した。しかし、04年3月期の連結純利益が1兆円を突破して過去最高となったにも拘わらず、要求額は前年実績を2万円下回った。

これは単独決算の営業利益が減益になったことによる。経営側にも「一時金は総合的に決められるべき」(張富士夫社長)と、連結業績を何らかの形で反映すべきとの意向があった。年末までには新しい要求方式について労使が確認する見通し。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  3. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  4. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  5. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る