国土交通省の「わかりやすい道路案内標識に関する検討会」は6日、道路標識のあり方についての提言案を公表した。
標識を自動車向けと歩行者向けにわけ、自動車向けについては……
(1)地名表示方式より路線番号方式の案内充実。都道府県道以上が交差する3万9000カ所の交差点は、路線番号表示を現在の60%からできるだけ向上、
(2)高速道路もわかりやすく番号を付け、さらにIC進入口やジャンクション案内などには東西南北の方角表示を行う、
(3)地域でバラバラなの独自表記などをやめ、規則性の回復を図る、
(4)現在地が簡単にわかるよう、交差点表示やキロポスト表示を活用する、
……ことなどを盛り込んだ。
また、カーナビや道路地図など他メディアとの役割分担(キロポスト表示をカーナビに表示させるなど)にも触れている。パブリックコメントを募ったうえで11月に正式決定する予定。