カーステレオの操作に気を取られ、電車にゴン

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3日、埼玉県幸手市内の東武鉄道の踏切で、乗用車が遮断機を突き破って侵入し、中央林間発南栗橋行きの区間準急電車(10両編成)の3両目付近に衝突した。クルマは前部が大破したが、運転していた男性にケガは無かった。

埼玉県警・幸手署によると、事故が起きたのは3日の午後5時45分ごろ。幸手市南2丁目付近にある東武鉄道日光線・杉戸高野台−幸手駅間の踏切で、24歳の男性が運転する乗用車が遮断機の下りた踏切に侵入。中央林間発南栗橋行きの区間準急電車(10両編成)の前から3両目付近に衝突した。

この事故でクルマの前部は大破したが、運転していた男性にケガはなく、電車の乗客や運転士にもケガは無かった。

クルマを運転していた男性は警察の取り調べに対して「カーステレオの操作に気を取られていて、踏切に接近していることに気がつかなかった。あっと思った次の瞬間には電車に突っ込んでいた」と話しているという。

現場となった踏切は幸手駅から南西に300mほど離れたところにある。見通しの良い直線の県道に設置されているが、当時は激しい雨が降っており、男性も比較的大きな音でステレオを聞いていたらしく、警報機の音は耳に入らなかったらしい。

この事故で東武日光線は下り線が4時間に渡ってストップ。上下42本が運休し、約1200人の足に影響が出た。

警察ではこの男性から過失往来危険容疑で引き続き事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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