信号待ちを狙って強奪

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12日、大阪府東大阪市内で、乗用車で信号待ちをしていた男性が、暴走族とみられる少年グループの襲撃を受け、数回の殴打をされた挙句、乗っていたクルマを奪われる事件が起きた。

警察では強盗傷害事件として捜査を開始しているが、盗まれたクルマは電柱に衝突する事故を起こして発見されている。

大阪府警・東大阪署によると、事件が起きたのは12日の午前5時30分ごろ。東大阪市長堂付近の市道交差点で、34歳の男性が運転する乗用車が信号待ちのために停車したところ、前方に停止していた4-5台のバイクに分乗していた5-6人の少年がクルマを取り囲み、このうち1人がボンネットの上に乗って「窓を開けてカネを出せ」などと暴れだした。

男性はこれを止めさせようとクルマを降りたが、他の少年が顔面などを殴打。この隙にボンネット上で暴れていた少年など2人がクルマに乗り込み、そのまま奪い去った。残る少年も次々とバイクに飛び乗って逃走している。

警察では強盗傷害事件として捜査を開始したが、クルマは約15分後に大阪市生野区鶴橋付近の市道で電柱に衝突する自損事故を起こしているのを発見された。

犯行に関与した少年は15-18歳程度とみられ、警察では付近で活動する暴走族グループが関与したものとみて調べを進めている。

《石田真一》

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