気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2004年10月20日付
●ETC普及懸命、割引、購入費補助、効果じわり(読売・8面)
●独オペル工場職場放棄で騒動(朝日・12面)
●ITS世界会議、電機、クルマに照準、画像処理・レーダー 技術競う(朝日・13面)
●最終利益2倍に業績を上方修正 日産ディーゼル工業(毎日・8面)
●ホンダのライフ、商品評価で1位、軽自動車調査(毎日・8面)
●中国F1満点アピールならず ブリヂストン渡辺恵夫社長(東京・8面)
●ハーレー窃盗団100台以上、輸出か、7台湾人を逮捕(東京・26面)
●ネット販売すそ野広がる 24時間・低料金が魅力(日経・3面)
●豊田自動織機 経常益28%増 9月中間(日経・11面)
●トヨタと米韓車、品質格差は縮小 JDパワー副社長(日経・13面)
ひとくちコメント
消費財の販売・予約や金融サービスの分野でインターネットの利用が急拡大しているという興味深い調査結果を、きょうの日経が取り上げている。
このうち、株の個人取引が7割以上を占めたほか、国内航空会社の個人向けチケット予約でネット経由が全体の4割以上、パソコン販売やホテル予約も2割近くに達したという。
ただし、自動車関連では、見積もりや仕様調べなどネット利用は増加傾向にあるが、利用シェアは1%未満。
ただし、マツダは自分の好みの仕様を選べ、最寄りのディーラーを紹介するシステムを構築したところ、『ロードスター』は10%がネット経由だという。一方で、トヨタなどは車種によっては店頭販売を強化するため、販売員教育に力を入れているケースもある。