【パリモーターショー04】クルマにファンな要素は欠かせません

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【パリモーターショー04】クルマにファンな要素は欠かせません
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バギーのような楽しいスタイリングのマイクロカー『ファン』シリーズを製造しているフランスのSECMA社が、パリサロン(パリモーターショー)で独創的な2台のモデルを公開した。1台は働き者、もう1台はエキセントリックなスポーツカーだ。

ロンバルディーニ製の340cc単気筒エンジンを搭載した『ファンテック』をベースに、オフロードでの走破性能を高めるため、バルーンタイヤを装着したのが『ファンクアッド』で、いずれも市販モデル。

そのファンクアッドのコンセプトをさらに追求したのが『ファン6ルー』で、後輪を前後ダブルタイヤにして悪路走破性を高めたモデルだ。展示モデルを見る限りでは路面追従性も非常に高そうで、軽量小排気量というメリットは林業家に歓迎されるに違いない。

『ファンランナー』は、後輪の間に505cc2気筒エンジンを搭載したスポーツカー『ファン・エクストリーム』(市販モデル)のホイールベースを延長し、完全なミッドシップとしたスポーツカー。

後輪トレッドを狭めてチェーン駆動になっているなど『スコーピオン』やプジョー『アスファルト』を彷彿させるデザインだ。

ファン6ルーとファンランナーのどちらも現状ではプロトタイプだが、ファン6ルーは05年に発売する予定。もともとSECMA社は特装車などの少量生産モデルを長年手がけてきただけに、ファンランナーの量産化にも期待がかかる。

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