阪神高速も回数券偽造対策でETC割引

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阪神高速道路公団では、回数券偽造対策のため、回数券制度の抜本的見直しを図るとともに期間限定のETC割引制度を導入する。今回のETC割引制度の導入は、ETC車載器の普及を目的としている。

今まで100回回数券は約18%の割引率だった。従来の前払い割引制度を利用した場合、5万円分を前払いした場合約14%の割引を受けることができる。それに加え、ETCで阪神高速道路を利用した場合、通行料金を一律5%割り引く。これら二つを併せることで、100回回数券の割引率と同等の割引を実現することになる。

期間限定の割引を受けるために、ETCユーザーは特別な手続きを必要としない。期間は、今年11月から2005年夏頃までを予定している。

そのほか、05年1月から夏ごろまでの間、ETC別納カード利用者は今回の割引に加え、カードごとの月あたりの利用実績に応じて最大13%のポンイントを付与し、ポイント数に応じた額を当月の請求金額から割引くポイント割引も実施する。

これらに伴い、100回券は廃止、24回券と9回券は11回券に統合。利用者は10回分の金額で11回利用できるようになる。販売開始は05年3月を予定している。

《編集部》

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