セダンか? スポーツカーか? V6エンジンを搭載したマツダ『ランティス』という異端児【懐かしのカーカタログ】

マツダ・ランティス 当時のカタログ
マツダ・ランティス 当時のカタログ全 9 枚

“このセダンをスポーツカーでもある、とするか。このスポーツカーをセダンでもある、とするか。”カタログの最初に記されたそんな文面を、まさにこのクルマのキャラクターを端的に表現したものとして素直に読んだものだった。

【画像】マツダ・ランティス 当時のカタログ

この『ランティス』には2つのボディタイプの設定があった。いずれもサッシュレスドア採用の4ドアハードトップセダン(以下・セダン)と、もう1台は4ドアハードトップクーペ(同・クーペ)。

マツダ・ランティス 当時のカタログマツダ・ランティス 当時のカタログ

このうちとくにユニークだったのがクーペで、セダンとは2605mmのホイールベースは共通ながら、全長は245mm短い4245mmとし、前後ともショートオーバーハングの小気味いいスタイルを魅力としていた。

カタログ写真にもあるイメージカラーのスパークルグリーンメタリックは印象深いボディカラー。クーペはテールゲートをもつリアまわりだけでなく、フロントマスクもヘッドライト、バンパー、フード、左右フェンダーなど専用デザインを採用していた。

マツダ・ランティス 当時のカタログマツダ・ランティス 当時のカタログ

搭載エンジンには2リットルのV6(170ps/18.3kg-m)と1.8リットル・4気筒(135ps/16.0kg-m)を設定。可変共鳴過給システム(V6)や可変慣性吸気システム(1.8リットル)を始めとした技術が投入されていた。

マツダ・ランティス 当時のカタログマツダ・ランティス 当時のカタログ

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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