信号待ちのクルマに後続車が激突、炎上

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26日、奈良県奈良市内で、信号待ちの乗用車に軽自動車が激突し、乗用車が炎上する事故が起きた。乗用車を運転していた女性はすぐに避難したが軽傷を負っている。

警察では軽自動車を運転していた70歳の男の飲酒運転が原因として、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

奈良県警・奈良署によると、事故が起きたのは26日の午後7時35分ごろ。奈良市高天町付近の国道369号線で、赤信号で停車した32歳女性が運転する乗用車に対し、後続の軽自動車が減速しないまま激突した。

双方のクルマは衝突部位が大破し、乗用車はガソリンタンクを破壊されたためか、直後に激しく燃え上がった。運転していた女性は慌てて車外に逃げ出したが、路上で転倒したため、腰などを打撲する軽傷を負っている。

女性が脱出した直後から2台は完全に火に包まれ、消防車7台が出動したが、鎮火までには約20分を要している。

警察では後続車を運転していた70歳の男から事情を聞こうとしたが、この男の呼気が酒臭いことに気づいてアルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量を検出したため、道交法違反の現行犯で逮捕した。

今後は女性に対する業務上過失傷害容疑でも調べを進める。

現場は奈良市内の中心部に位置する近鉄奈良駅近くで、周辺で交通量が最も多い場所。突然起きた車両火災で現場は一時騒然となり、バスなどの交通機関が遮断されたこともあり、帰宅ラッシュにも少なからずの影響が出た。

《石田真一》

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