奥田トヨタ会長、配当性向に軸足置いて株主還元

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トヨタ自動車の奥田碩会長は、1日に東京で行った「経営説明会」で、株主還元について「配当性向に、より軸足を置いた配当を行いたい」と述べた。同社は1日、9月中間配当を5円増配の25円とすることを発表している。

奥田会長は、「下期の為替の推移もあるが、通期の業績を見て、(期末も)より還元できるようにしたい」と、引き続き増配を視野に入れていることを表明した。

奥田会長はかねて、配当性向を「30%程度にしたい」と述べていたが、前期は26%程度。9月中間期は増配によって配当性向は31.1%に上昇した。通期(年配当)でも30%水準がめどとなりそうだ。

《池原照雄》

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