猛スピードで走行、宙を舞うように突っ込む

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3日、大阪府豊中市内の府道で、猛スピードで走行していた乗用車が中央分離帯に乗り上げ、そのままの勢いで反対側のコンクリート壁まで飛ばされ、電柱などに激突して大破する事故が起きた。この事故で男女2人が即死、男性1人が重傷を負った。

大阪府警・豊中署によると、事故が起きたのは3日の午前1時35分ごろ。豊中市新千里東町2丁目付近の府道(大阪中央環状線)で、通行していたクルマの運転者から「乗用車が側壁に衝突して横転している」との110番通報が寄せられた。

同署員が現場に駆けつけると、道路左側のコンクリート壁の近くで大破した乗用車が横転して止まっていた。クルマは前部を中心に原型を留めないほど破壊。

運転していた22歳の男性と助手席に乗っていた21歳の女性が頭などを強打するなどして即死の状態。後部座席に乗っていた21歳の男性も全身を強く打つなどの重傷を負い、病院に収容された。

クルマは発見現場から約50m離れた場所で中央分離帯に乗り上げ、宙を舞うような形で側道のコンクリート壁や電柱に激突したとみられている。事故の状況から、衝突直前までは100km/hを超えるスピードを出していたようだという。

警察では死亡した男性を被疑者死亡のまま、業務上過失致死傷などの容疑で書類送検する方針だ。

《石田真一》

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