リコール多発の原因は「評価基準の甘さ」にアリ

エコカー 燃費

国土交通省は5日、03年度のリコール届出の分析結果を公表した。同年度中のリコールは204件・441万6000台と過去最高を更新。この理由として「部品共通化が進んだため」と分析している。

さらに詳細な分析(国産車)では、製造より設計に起因する不具合が多く、全体の6割を占めた。なかでも設計自体の「評価基準の甘さ」が目立つという。これを“手抜き”と見るかどうかは別として、少量多品種の傾向を強めている自動車業界で、設計部門に異変が生じていることは間違いなさそうだ。

ちなみに、リコール届出は今年度もハイペース。10月末時点で294件・467万8000台と、すでに過去最高だった03年度を抜いている。

《編集部》

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