リコール多発の原因は「評価基準の甘さ」にアリ

エコカー 燃費

国土交通省は5日、03年度のリコール届出の分析結果を公表した。同年度中のリコールは204件・441万6000台と過去最高を更新。この理由として「部品共通化が進んだため」と分析している。

さらに詳細な分析(国産車)では、製造より設計に起因する不具合が多く、全体の6割を占めた。なかでも設計自体の「評価基準の甘さ」が目立つという。これを“手抜き”と見るかどうかは別として、少量多品種の傾向を強めている自動車業界で、設計部門に異変が生じていることは間違いなさそうだ。

ちなみに、リコール届出は今年度もハイペース。10月末時点で294件・467万8000台と、すでに過去最高だった03年度を抜いている。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る