三菱自動車、05年3月期の純利益下方修正

自動車 ビジネス 企業動向

三菱自動車工業は8日、9月中間決算と2005年3月期の業績予想を発表した。通期の連結業績は5月時点の予想より経常利益で300億円、純利益で100億円赤字幅が拡大する下方修正となった。

通期の販売計画(小売りベース)は、国内のや北米の不振により、145万3000台から140万台に修正した。この結果、売上高は5月時点より1500億円少ない2兆1000億円の予想となった。

コスト低減の強化などにより営業利益は1200億円の赤字予想を変えなかったものの、国内の「愛車無料点検」の費用が中間期で199億円にのぼるなど、経常利益は1800億円の赤字、純利益は2400億円の赤字にそれぞれ修正した。

9月中間期は人員削減による固定費の圧縮が進み、営業利益は5月時点の予想だった850億円の赤字から635億円の赤字に圧縮された。だが、純利益は1462億円の赤字で5月予想の1150億円の赤字から312億円拡大している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  4. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  5. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る