ホンダ、米ジョージア州にミッション工場

自動車 ビジネス 企業動向

ホンダは10日、トランスミッションなどパワートレイン系部品の北米現地生産を拡充する計画を発表した。ジョージア州にトランスミッションの新工場を建設するなど3工場で総額2億7000万ドル(約280億円)を投資する。

ホンダは2005年までに北米の4輪車生産能力を年140万台へ引き上げることにしており、ミッションやエンジンなどパワートレイン系部品の現地生産を強化する。ミッションの新工場はジョージア州タラプーサに約1億ドルを投じて建設するもので、アラバマ工場向けのATを中心に年産30万基の能力とする。

このほか、オハイオ州のトランスミッション工場にも約1億ドル投資して高精度ギアの生産を始める。また、アラバマ工場のエンジン工場では新規エンジン部品の現地生産を始める。

いずれのプロジェクトも06年秋に稼動させる。ジョージアのミッション工場がフル操業時に400人を雇用するなど3工場合計で600人の新規雇用を計画している。

《池原照雄》

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