英国日産、3700万ポンドの税金を追加納付

自動車 ビジネス 企業動向
英国日産、3700万ポンドの税金を追加納付
英国日産、3700万ポンドの税金を追加納付 全 1 枚 拡大写真

日産のイギリス現地法人は、3700万ポンド(74億円)の法人税を、内国歳入庁(Inland Revenue)に追加納付したと、11日付けの英『フィナンシャル・タイムズ』紙が報じた。

英国日産は、グループ企業間で完成車や部品などの取引価格を低くし税率の高い国での利益を小さくするために行われる、「移転価格」という慣行が問題とされて、7月より、同庁による調査を受けていた。

同紙によると、英国日産は「歳入庁の主張に決して同意したわけではないが、最高裁まで争っても費用と時間が無駄になると判断して、追加納付に応じた」とコメントしている。 

日産はイギリス政府から、2003年と2004年あわせて4500万ポンドの補助を受けているが、その8割が、今回の追加納付で消えてしまうことになる。なお同様の調査を、ホンダのイギリス現地法人も受けている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  2. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  3. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  4. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  5. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る