スマートIC社会実験の第3次採択箇所

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国土交通省は11日、既存のSA・PAにETC専用の出入り口を設けるスマートICの社会実験箇所に、石川県にある北陸自動車道・尼御前SAを加えると発表した。計28カ所で社会実験を行うこととなった。

7月23日に第1次採択、9月2日に第2次採択として、合計27カ所を社会実験箇所と発表していたが、今回関係機関との調整が完了した1カ所を新たに採択した。

尼御前SAでは他の社会実験箇所と同様に、ETC機器の設置等、社会実験の準備に取り掛かり、速やかに社会実験を行うよう、国土交通省は要望している。実験期間は3−6カ月程度を予定している。

この社会実験では、運用上の課題の確認の他、実際に地域振興や観光振興、交通円滑化など、期待できる整備効果も検証する。また、自治体独自のETC車載器購入助成を行うなど、地元としての積極的な取り組み・協力も行う。

国土交通省では、高速道路の有効活用や地域経済の活性化を推進するために、スマートICの導入を検討している。

2004年度は、スマートIC運営上の課題などを把握するために、大々的な社会実験を行うこととした。実験希望箇所を公募したところ、全国で35カ所の募集があった。

《編集部》

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