いすゞ、資本減少と資本準備金減少へ

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いすゞ自動車は、18日開催の取締役会で、資本減少と資本準備金減少を12月22日に開催を予定している臨時株主総会に付議することを決議したと発表した。

同社は、現在進めている再建計画新3カ年計画の達成に目処がついたことから、グローバルベースで商用車とディーゼルエンジン事業の拡大を図るための新・中期経営計画を策定した。

新計画のスタートに当たって資本準備金を減少し、2005年3月期には繰越損失の解消を見込む。また、一部の優先株式を強制的に有償で消却して資本減少を行うことで、将来、優先株式が普通株式に転換され、普通株主の持株比率が希薄化されることを防ぐとともに、将来の配当負担を軽減するのが狙い。

具体的には、II種優先株式を強制的に有償で消却して資本を減少させる。

同社では、株主の期待に応えながら財務面での将来的リスクを軽減し、今後は新しい中期経営計画を確実に実行することで、財務構造の一層の改善を図っていくとしている。

《レスポンス編集部》

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