いすゞ、05年3月期連結営業利益860億円に上方修正

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いすゞ自動車は18日、9月中間決算とともに2005年3月期の連結決算予想を大幅に上方修正して発表した(既報)。連結中間決算は2期連続で過去最高の利益を計上しており、通期でも同様の業績となる。

国内は排ガス規制特需の反動で販売は減少するものの、タイを中心とするアジアなど海外が好調で、売上高は期首予想より1000億円多い1兆4500億円(前期比1.4%増)とした。川崎工場の閉鎖などによる合理化効果やタイ工場が下期から連結対象となるため、営業利益は860億円(前期比1.8%増)と前期に続けて過去最高となる。

期首予想では700億円(17.1%減)と減益予想だった。経常利益は650億円から880億円(7.7%増)、純利益は500億円から560億円(3.9%増)と修正し、いずれも過去最高となる。

国内販売は期首予想の8万1000台から9万1000台(11.7%減)に修正している。下期の業績推移は「当初予想から大きな変更は織り込んでいない」(当麻茂樹副社長)としており、利益がさらに上ぶれする可能性もある。

《池原照雄》

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