「ハマーボンバー」が逮捕される

自動車 社会 社会

ロサンゼルス近辺で昨年から、ハマーをはじめとする大型SUVのディーラーが焼き討ちにあう事件が相次いだ。

これは1月に発表された、SUVは他の乗用車や歩行者にとって危険であり燃費が悪い点で環境にも悪影響を及ぼす、というレポートに反応して起こった事件で、複数の過激派環境保護団体などが疑われていた。

そのうち、昨年8月に起こったハマーディーラーへの火炎瓶投げ込みについて、ロサンゼルス市警はカリフォルニア工科大の24歳の学生を逮捕した。この学生は警察の取り調べで容疑を認め、「SUVのディーラーは『悪』であり、正義を行った」と語ったという。

一連の事件で南カリフォルニアの4つのSUVディーラーが襲撃され、被害総額は500万ドル(約5億1700万円)にのぼり、焼失したクルマは125台。共犯の2人は国外に逃亡したものと見られている。有罪となった場合、容疑者には最高5年の禁固刑が課せられる。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 日産『マイクラ』新型は約450万円から、EVに生まれ変わる6代目、9月に英国受注開始
  4. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】スライドドアになったムーヴは、軽のスタンダードになれるのか?…岩貞るみこ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る