日本自動車工業会が発表した10月の四輪車生産実績は、前年同月比3.7%減の89万7425台と、5カ月ぶりにマイナスとなった。輸出は順調だったが、国内販売が同7.5%減と低迷したのが主因だ。
車種別では、乗用車が同3.0%減の74万2912台だった。これまで好調だった普通車が同5.4%減の34万9589台だったほか、小型車も同1.8%減の27万6628台だった。軽四輪車は同1.6%増の11万6695台と順調だった。
トラックは同6.7%減の14万9460台と低迷した。普通トラックは同2.9%減の6万7804台、小型トラックが同14.1%減の3万5810台、軽トラックが同5.9%減の4万5846台と、トラック全車種がマイナスだった。
バスは同12.1%減の5053台だった。